日本における特許分類の問題点 : ヒット件数0件のIPCとは(<特集>特許分類を考える)

• 臼井 裕一

  (社)情報科学技術協会

書誌事項

タイトル別名

• Problems of patent classification in Japan(<Special feature>Considerations for patent classification)
• 日本における特許分類の問題点 : ヒット件数0件のIPCとは
• ニホン ニ オケル トッキョ ブンルイ ノ モンダイテン : ヒット ケンスウ 0ケン ノ IPC トワ

抄録

日本において特許分類の付与は具体的にどのようになされているのか,また審査室の担当技術との関係はどのようになっているのかについて説明し,FIとIPCとのコンコーダンスの不備によってヒット件数0件のIPCが生じていることを示した。また,IPCの方がFIよりも細分化されている実例についても例示した。このような分類付与の問題点に対しては,やはりFI・Fタームを中心に検索すべきである旨指摘し,あわせてFI・Fタームのメインテナンスが適切になされているかについても触れた。なお,現在進行中のIPC細分化のCHCプロジェクトの進展も含めて今後の動向を注視する必要がある。

収録刊行物

• 情報の科学と技術

  情報の科学と技術 63 (7), 298-303, 2013

  一般社団法人 情報科学技術協会

キーワード

• FI
• Fターム
• CHCプロジェクト
• IPC
• コンコーダンス
• 登録調査機関
• IPCC
• 審査室
• 先行技術調査区分

詳細情報

• CRID: 1390001204203992832
• NII論文ID: 110009615689
• NII書誌ID: AN10005857
• DOI: 10.18919/jkg.63.7_298
• ISSN: 21898278
• ISSN: 09133801
• NDL書誌ID: 024639459
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I024639459
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用可