電波強度変化を考慮したWi-Fi屋内位置推定モデルの低コストな構築手法

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  • Low cost Wi-Fi Indoor Positioning Model for change of scan data

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抄録

Wi-Fi の普及により,Wi-Fi 信号強度を用いた屋内位置推定技術がこれまでに多く研究されてきた.一般的な屋内位置推定手法である Wi-Fi フィンガープリンティングは,位置推定モデルの学習のために各参照点における電波強度情報の収集を必要とする.しかし,その収集コストを抑えるため各参照点での電波強度情報収集を比較的短期間で行うことから,時間的に変化する Wi-Fi 信号強度の特性に対応できないという問題があった.各参照点での電波情報の取得を長期的に行い,その電波強度変化を学習することでこの問題は解決できると考えられるが,そのコストは大きい.そこで本研究では,特定の少数の参照点でのみ長期的に電波強度情報を収集し,それにより得られた電波変化の統計的情報を,長期的に電波強度情報を取得していない参照点における電波強度変化のモデル化に用いることで,収集コストを抑えた屋内位置推定モデルの構築を行う.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572702937142400
  • NII論文ID
    110009616888
  • NII書誌ID
    AA1221543X
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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