プロバイダー責任制限関連ガイドラインと緊急避難論
書誌事項
- タイトル別名
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- Guidelines for demarcation of ISPs' criminal responsibility and "Notstand(Necessity)".
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抄録
サイバー犯罪におけるプロバイダーの責任制限 (責任範囲) を提案する各種ガイドラインにおいて、刑法上の緊急避難概念が参照されることがある。ネット上自殺告知された事例について、電気通信事業法が規定する通信の秘密の侵害の罪 (電気通信事業法 4 条 1 項、その刑罰規定同 179 条) に該当する削除を正当化 (違法阻却) する基準と手順を提案するガイドラインなどである。本論文では、緊急避難の法的性質論をあらためて確認し、プロバイダーの責任分界における緊急避難法理の適用範囲について検討する。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤]
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情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤] 2013 (5), 1-7, 2013-11-14
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227931663360
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- NII論文ID
- 110009631822
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- NII書誌ID
- AA11238429
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles