要支援・介護認定率とソーシャル・キャピタル指標としての地域組織への参加割合の関連 : JAGESプロジェクトによる介護保険者単位の分析

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タイトル別名
  • The Relationship between the Rate of Certification of Needed Support or Long-Term Care and Community Organization Participation Rate as an Index of Social Capital : Analysis by Long-Term Care Insurer in JAGES
  • ヨウ シエン ・ カイゴニンテイリツ ト ソーシャル ・ キャピタル シヒョウ ト シテ ノ チイキ ソシキ エ ノ サンカ ワリアイ ノ カンレン : JAGES プロジェクト ニ ヨル カイゴ ホケン シャ タンイ ノ ブンセキ
  • 認定事業者紹介 圧力のJCSS校正事業者登録について
  • ニンテイ ジギョウシャ ショウカイ アツリョク ノ JCSS コウセイ ジギョウシャ トウロク ニ ツイテ

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抄録

地域づくりによる介護予防推進のため,要支援・介護認定率(以下,認定率)とソーシャル・キャピタル指標のひとつである地域組織への参加割合(以下,参加割合)との関連から,参加割合のモニタリング指標としての有用性を検討した,対象はJAGES (Japan Gerontological Evaluation Study)プロジェクトに参加した24介護保険者である.6種類の地域組織×3段階の参加頻度(年数回以上から週1回程度以上)の計18指標を用いた.認定率を目的変数とし,独居高齢者割合や高齢者有業率などの地域要因を同時投入した重回帰分析を前期・後期高齢者別に行った。その結果,認定率と参加割合には多くのモデルで負の(β=-0.42〜-1.05),一部で正の(β=0.53〜0.58)関連を認めた.後期よりも前期高齢者,垂直的よりも水平的な組織(趣味・スポーツ関係など),高頻度よりも中・低頻度の参加頻度でより強い関連を示した.参加割合は,地域づくりによる介護予防のモニタリング指標になり得る可能性が示唆された.

収録刊行物

  • 社会福祉学

    社会福祉学 54 (2), 56-69, 2013-08-31

    一般社団法人 日本社会福祉学会

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