書誌事項
- タイトル別名
-
- Summer Camps for Children With Type 1 Diabetes : Effect on Self-Efficacy, Knowledge About Diabetes, Stress Responses, and HbAlc(Brief Note)
抄録
本研究の目的は、1型糖尿病患児を対象としたキャンプが、病気の自己管理行動に及ぼす影響を検討することであった。キャンプの前後に1型糖尿病患児28名に対して、自己管理行動に対するセルフエフィカシー、糖尿病に関する知識、ストレス反応、HbAlcを測定した。キャンプにおいて、ストレス反応が減少し、自己の症状把握に対するセルフエフィカシーの上昇が認められた。さらに自己注射や、糖分摂取、インスリン調節に対するセルフエフィカシーがストレス反応やHbAlc値を改善させる要因として示唆された。1型糖尿病患児を対象としたキャンプは、症状コントロールのための自己管理行動へのセルフエフィカシーや知識の向上に効果的であることが示唆された。
収録刊行物
-
- 行動療法研究
-
行動療法研究 35 (2), 167-175, 2009-05-31
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288145802880
-
- NII論文ID
- 110009668130
-
- ISSN
- 24242594
- 09106529
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可