粗粒度なコードクローン検出手法の精度評価

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タイトル別名
  • Evaluating the Accuracy of Coarse-grained Clone Detection

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抄録

コードクローン (ソースコード中の重複箇所) に関する研究が近年活発に行われており,コードクローンを自動的に検出する手法が多数提案されている.また近年,単一のプロジェクトのみならず,多数のプロジェクトから成る巨大なデータセットや,過去のソースコードに対してコードクローン検出手法を適用し,ライブラリ候補の検出や修正漏れの検知を行う研究が行われている.しかし,コードクローン検出手法の多くは高い精度での検出を実現するために,ソースコードを詳細に分析する細粒度な検出方法を採用している.従って,大規模なデータセットを対象としたときに膨大な実行時間を要するという課題がある.その解決方法の一つとして,ソースコードに対して粗い解析を行う粗粒度なコードクローン検出手法を用いるという方法がある.しかし,粗粒度なコードクローン検出手法がどの程度の精度でコードクローンを検出できているのかは明らかになっていない.そこで本研究では,粗粒度なコードクローン検出手法と細粒度なコードクローン検出手法の精度を比較し,粗粒度なコードクローン検出手法の有用性を検討する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387452649840896
  • NII論文ID
    110009677113
  • NII書誌ID
    AN10112981
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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