マイクロカーネルOSにおけるTLBのソフトウェア制御法の実現と評価  [in Japanese] Implementation and Evaluation of Software Control Method for TLB on Microkernel OS  [in Japanese]

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Abstract

メモリ管理ユニット(MMU)の機能はプロセッサにより大きく異なるため,この機能を生かせるようにOSを設計する必要がある.一方,計算機の多様な利用を支える高い適応性と堅牢性を実現できるOSが必要となっており,これを実現するOSプログラム構造としてマイクロカーネル構造がある.マイクロカーネルOSは,OS機能の大半をOSサーバとして実現するため,OSサーバ間でプログラム間通信が頻発し,モノリシックカーネルOSに比べ性能が低下する.このため,データ複写レスによる通信により,OSサーバ間での授受データの複写オーバヘッドを低減している.しかし,低機能MMUでは,データ複写レスであっても通信時に発生するTLBミスに伴う処理オーバヘッドが大きい.そこで,マイクロカーネルOSにおけるTLBのソフトウェア制御法を提案する.提案制御法は,サーバプログラム間通信で利用する領域についてはページデーブルを利用することなく,TLBエントリでページの割り当てを管理し,TLBミスを発生させないことによりサーバプログラム間通信を高速化する.SH-4を例として,提案制御法をAnTオペレーティングシステムに実現する方式を示し,性能評価の結果を報告する.

Journal

  • The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition)

    The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition) 97(1), 216-225, 2014-01

    The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009687931
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12099634
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    1880-4535
  • NDL Article ID
    025125750
  • NDL Call No.
    Z16-779
  • Data Source
    NDL  NII-ELS 
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