1026 鉄筋腐食に及ぼすコンクリートのひび割れと中性化の影響(耐久性)
書誌事項
- タイトル別名
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- Influence of Crack and Carbonation of Concrete on Corrosion of Steel
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抄録
コンクリートの中性化促進を行ったRC梁試験体を用いて,ひび割れの有無,かぶり厚さ,および水セメント比の鉄筋腐食への影響を調べた。腐食促進試験ではアノード想定の丸鋼とカソード想定のステンレス棒との間を流れる腐食電流を測定し,試験後は丸鋼の腐食による重量減を測定した。試験の結果,ひび割れがある試験体はひび割れ位置を中心として引張側に激しい腐食が発生した。中性化が鉄筋位置まで進行した試験体では全面にわたって腐食が生じた。ひび割れの腐食速度への影響は,未中性化域では大きく,中性化域では少なくなった。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 22 (1), 187-192, 2000-06-01
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1544231895024463488
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- NII論文ID
- 110009692387
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles