Modeling of Mass Transport Property aiming to Property of Transition Zone

• KATO,Yoshitaka

  東京大学生産技術研究所

• UOMOTO,Taketo

  東京大学国際・産学共同研究センター

Bibliographic Information

Other Title

• 2123 遷移帯の特性に着目した物質移動現象のモデル化に関する一考察(物性)

Abstract

骨材を有するセメント硬化体の移動係数(拡散係数等)は,ある骨材量を境として急激な増加傾向を示すことが指摘されており,従来この現象は遷移帯の連結性によるものであるとされていた。本研究では,この現象を幾つかの仮定条件を設けることにより,解析的に表現することを試みた。セメントペーストと遷移帯の移動係数を独立して求め,その結果を用いてモルタル全体の移動現象を拡散理論を適用して表現した結果,骨材量の増加に伴う急激な移動係数の増加傾向を追随することが可能であった。さらに,コンクリートを対象として遷移帯の物質移動に与える影響度を定量的に表現した。

Journal

• コンクリート工学年次論文集

  コンクリート工学年次論文集 22 (2), 733-738, 2000-06-01

  日本コンクリート工学協会

Keywords

• 遷移帯
• 物質移動特性
• 空間的特性
• 連結性
• 次元解析

Details

• CRID: 1543950420047784576
• NII Article ID: 110009692579
• NII Book ID: AA12600419
• Web Site: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10636113
• Text Lang: ja
• Data Source:
  • NDL-Digital
  • CiNii Articles