Study on Porous Concrete for Recovering Biodiversity in Coastal Areas
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- YOSHIDA,Munehisa
- 奥村組土木興業(株)環境開発事業本部技術部技術開発課
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- TAMAI,Motoharu
- 近畿大学理工学部土木工学科
Bibliographic Information
- Other Title
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- 1020 沿岸域の生物多様性を修復するポーラスコンクリートに関する研究(エコ・緑化コンクリート)
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Abstract
特殊肥料を配合した栄養強化型ポーラスコンクリートを開発した。これは栄養塩類が不足している海域や,海藻類に必要な栄養塩類のバランスが崩れた海域で使用する。近年,問題となっている磯焼け現象に対応する技術であり,栽培漁業等で藻場を積極的に育成したい海域に適用できる。今回,海域に沈漬したポーラスコンクリート供試体に,普通コンクリート供試体より多くの海藻が着生することを確認した。また,ポーラスコンクリートに粒状肥料や鉄系骨材を配合すると,着生海藻の多様性や現存量が向上する傾向が見られた。
Journal
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (1), 181-186, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1540572720327326976
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- NII Article ID
- 110009693009
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- NII Book ID
- AA12600419
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- NDL-Digital
- CiNii Articles
- KAKEN