2002 高炉徐冷スラグを用いた低環境負荷型セメントの提案(セメント)
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抄録
高炉徐冷スラグを用いた低環境負荷型セメントを提案し,その物性について検討した。その結果,このセメントは同じ混合材置換率で比較すると,断熱温度上昇量や強度発現性は石灰石混合セメントと同等であり,テーブルフロー値と中性化については良好な結果となった。また,早強セメントと組み合わせることによって,テーブルフロー値や断熱温度上昇量を損ねることなく,普通ボルトランドセメントよりも凝結性状や初期強度発現性に優れる低環境負荷型のセメントを設計できることが明らかとなった。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 7-12, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1541135670280778240
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- NII論文ID
- 110009693186
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles