3189 円筒型鉄筋コンクリート構造物の変形性能に関する実験的研究(耐震一般)
この論文をさがす
抄録
比較的低鉄筋比の円筒型鉄筋コンクリート構造物であるLNG地下タンク側壁については,変形性能に期待する照査指針が提案されているが,その破壊性状や地震の多方向性の影響は必ずしも明らかにされていない。そこで本研究では,実機タンクの側壁を模擬した試験体の気中における水平載荷試験を行った。その結果,低鉄筋比の場合には十分な変形性能を有していること,破壊が集中する位置におけるひずみの局所化が計測され,またその位置は側壁中腹部となり,高鉄筋比の場合と異なることなどが分かった。
収録刊行物
-
- コンクリート工学年次論文集
-
コンクリート工学年次論文集 23 (3), 1129-1134, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1540009770374006528
-
- NII論文ID
- 110009693605
-
- NII書誌ID
- AA12600419
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- NDL-Digital
- CiNii Articles