2148 硫酸酸性地盤に接する高品質コンクリートの暴露5年目の物理性状(物性一般)

• 原田,志津男

  都城高専建築学科

• 松藤,泰典

  九州大学大学院人間環境学研究科

• 小山,智幸

  丸州大学大学院講師人問環境学研究科

• 田中,恭一

  エフ・ピー・ケー(株)筑波コンクリート研究所

書誌事項

タイトル別名

• 2148 Physical Properties of High Quality Concrete Exposed to Sulfuric Acid Soil for Five Years

抄録

本研究は硫酸酸性地盤に5年間暴露した高品質コンクリートの物理性状に関して検討を行ったものである.暴露試験は霧島温泉郷硫黄谷温泉地帯のpH2。0～4.5の強酸性地盤で実施した.試験体は,高炉スラグ微粉末,シリカフユームなどを用いた低水結合材比コンクリートである.:本論文では,5年間の暴露試験結果,高品質コンクリート試験体内部の物理性状は健全であると考えられるが,暴露試験体の表面はCa成分が溶出し粗くなっており,pH3程度の酸性濃度が大きい地盤に接したものは,重量減少率も比較的大きくなることを明らかにしている.

収録刊行物

• コンクリート工学年次論文報告集

  コンクリート工学年次論文報告集 21 (2), 883-888, 1999-06-21

  日本コンクリート工学協会

キーワード

• 硫酸酸性地盤
• 高品質コンクリート
• 物理性状
• 表面粗さ
• 重量減少率

詳細情報

• CRID: 1541417145259219840
• NII論文ID: 110009745859
• NII書誌ID: AN10026675
• Web Site: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10647142
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • NDL-Digital
  • CiNii Articles