非漢字圏日本語学習者における漢字学習への意識 : フランスの大学生を対象に(第28回研究会,1.研究発表)

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

非漢字圏学習者が学習の中でどのように漢字を捉えているのかを明らかにさせるために、フランス人の大学生を対象として漢字学習に対する意識調査を行った。本調査では選択式のアンケートと自由記述式のアンケートを合わせて行い、大学1年生から4年生に至るまで120名の情報を得た。その結果から、学年を問わず最も学習が難しいのは漢字の読みであることが明らかになった。さらに学年が上がるごとに学習が難しいとされる漢字の特徴は、単漢字から漢字語彙または漢字の意味へと変動していた。これらは、学年が上がるごとに導入漢字や語彙がより複雑になったこと、また学習漢字が増加したことによる記憶保持が問題になっていると考えられる。さらに、学習時に使用している漢字の特徴については、既に知っている日本語の語彙を関連付ける傾向が見られた。

収録刊行物

  • JSL漢字学習研究会誌

    JSL漢字学習研究会誌 3(0), 8-13, 2011

    JSL漢字学習研究会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009767872
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    18837964
  • NDL 記事登録ID
    11176911
  • NDL 雑誌分類
    ZK22(言語・文学--日本語・日本文学)
  • NDL 請求記号
    Z71-X536
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  J-STAGE 
ページトップへ