天井照明に設置したセンサデバイスを用いた食事画像自動記録システムの提案

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タイトル別名
  • Proposing A System for Automatic Recording of Meal Photographs with a Ceiling Light-attached Small Sensor Device

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抄録

生活習慣病は現代において解決すべき重要な問題であり,その原因の 1 つに日々の食生活の乱れが挙げられる.一方スマートフォンの普及により,スマートフォンのカメラで撮影された食事画像を記録し,日々の食生活を管理するオンラインサービスが登場したり,食事画像から食事のカロリーを推定する研究などが行われつつある.しかし,これらのアプリケーションに利用するための食事画像はユーザ自身で用意する必要があり,ユーザが食事画像の撮影を毎日欠かさず継続することは難しい.そこで本研究では,ウェブカメラとモーションセンサを備えた小型センサデバイスを食事が行われる部屋の天井照明に設置することで,食事を最も多く摂るであろう家庭での食事を撮影し,食事ログに適した画像を自動的に取得するシステムを提案する.提案システムではカメラとモーションセンサデータから特徴抽出を行い,機械学習を用いて食事準備が完了したときの画像,すなわち,すべての料理が食卓上に用意されたときの画像を自動的に特定する.これにより,上記のようなアプリケーションに用いられる画像を自動的に記録できる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573387452652961792
  • NII論文ID
    110009781862
  • NII書誌ID
    AA11838947
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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