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- 任 貞美
- 同志社大学大学院社会学研究科博士後期課程
書誌事項
- タイトル別名
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- Trial to "Redefinition of Elderly Abuse" Based on the Recognition of Elderly Abuse of the Nursing Care Staff : Focusing on the Structure and Features of "Quasi-Abuse"
- カイゴショクイン ノ ギャクタイ ニンシキ ニ モトズイタ コウレイシャ ギャクタイ テイギ ノ サイコウチク エ ノ ココロミ : 「 ジュンギャクタイ 」 ノ コウゾウ ト トクチョウ ニ チャクモク シテ
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抄録
本研究は,「実践上の高齢者虐待定義の構築」に向けて,介護職員の虐待認識を基とに新たに「準虐待」を加え,その構造と特徴を明らかにすることを目的とした.全国の介護老人福祉施設に勤務する介護職員5,000人を対象に,質問紙調査を行い,1,143人を分析対象とした.調査期間は2012年10月11〜25日までである.因子分析を行った結果,「準虐待」の構造として,「尊厳の侵害」「役割の侵害」「自律の侵害」「交流の侵害」の4因子が抽出された.また,4因子の各「下位尺度得点」の平均値を比較した結果,「尊厳の侵害」「交流の侵害」に対する介護職員の虐待認識は高く,「役割の侵害」「自律の侵害」についての虐待認識は低かった.上記の結果から,(1)高齢者にとって重要な生活,「尊厳・役割・自律・交流」の侵害は「準虐待」であること.(2)介護職員が見逃しがちな高齢者の「自律や役割のある生活支援」の重要性について,介護職員の共通理解を強化する必要性が示唆された.
収録刊行物
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- 社会福祉学
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社会福祉学 54 (4), 57-69, 2014-02-28
一般社団法人 日本社会福祉学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763022240896
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- NII論文ID
- 110009805303
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- NII書誌ID
- AN00314800
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- ISSN
- 24242608
- 09110232
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- NDL書誌ID
- 025331499
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可