肩甲胸郭関節を中心とした肩甲帯の運動パターンと機能改善の質的検証  [in Japanese] Analysis of Qualitative Data in the Pattern of Scapula Movement and Functional Improvement of Scapulothoracic Joint  [in Japanese]

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Author(s)

    • 市橋 則明
    • 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻
    • 松村 葵
    • 京都大学医学部附属病院リハビリテーション部
    • 宮坂 淳介
    • 京都大学医学部附属病院リハビリテーション部
    • 伊藤 太祐
    • 京都大学医学部附属病院リハビリテーション部
    • 吉岡 佑二
    • 京都大学医学部附属病院リハビリテーション部
    • 新井 隆三
    • 京都大学大学院医学研究科感覚運動系外科学講座整形外科学
    • 柿木 良介
    • 京都大学医学部附属病院リハビリテーション部

Abstract

本研究では健常者と肩関節拘縮症例における上肢拳上時の肩甲帯の運動パターンとリハビリテーションによる変化を検証した。健常肩においては,多少のばらつきはみられるものの,肩甲骨の運動パターン,肩甲骨周囲筋の筋活動パターンは一定の傾向が得られた。上肢拳上30°〜120°の区間では,肩甲骨の上方回旋運動はほぼ直線的な角度増大を示すことがわかった。そのスムーズな角度変化を導くためには,僧帽筋上部,僧帽筋下部,前鋸筋の筋活動量のバランスが必要で,上肢拳上初期から約110°付近までは3筋がパラレルに活動量を増加させ,拳上終盤においては僧帽筋上部の活動量増加が止まり,僧帽筋下部と前鋸筋の活動量を増加させる必要があることが明らかとなった。肩関節拘縮症例では,上肢拳上による肩甲骨の運動パターンは多様であり,一定の傾向はみられなかったため,代表的な症例の経過を示した。

Journal

  • Physical Therapy Japan

    Physical Therapy Japan 41(2), 86-87, 2014

    Japanese Society of Physical Therapy

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