Muscle Activity of Trunk and Lower Extremity during Wide Stride Walking in Water

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  • 水中大股歩行時の体幹・下肢筋活動

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様々な運動器疾患に対し水中運動療法が行われている中で,水中大股歩行が近年注目され実施されている。そこで本研究では,大股歩行を水中と陸上で行った際の体幹・下肢筋活動を測定し,水中大股歩行の有効性を検討した。健常男性6名に対し,水中および陸上で大股歩行を行わせた際の筋電図および画像データを収集した。1歩行周期を立脚期,遊脚期,二重支持期にphase分けし,各phaseにおける筋活動量を比較した。その結果,歩行周期全体を通して,体幹・下肢の筋活動量は水中大股歩行で有意に小さかった。特に,水中大股歩行において,脊柱起立筋および大腿二頭筋は二重支持期で,大腿直筋は遠心性収縮の活動様式である遊脚後期で活動量が有意に小さかった。本結果より,水中歩行は陸上歩行よりも筋活動量が少なくなり,荷重負荷とともに筋への負荷が少ない運動であることが示唆された。

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