『爆笑オンエアバトル』の15年 : 画期的な番組システムとその特徴について  [in Japanese]

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Author(s)

    • 矢島 伸男
    • 創価大学大学院文学研究科教育学専攻・博士後期課程

Abstract

本稿は、NHK総合で放送されていたテレビ番組、『爆笑オンエアバトル』の番組内容とそのシステムについて紹介したものである。『爆笑オンエアバトル』は、自由・平等・公平という3つの理念の下、制作者によって「お笑いネタの復権」という理想が掲げられて始まった。番組の特徴である「最低限のネタチェック」「一般審査員への全権委任」「消極的な言葉狩り」は、いくつかの問題を抱えながらも、純粋に面白いネタを見たいと願うお笑い好きの視聴者と、自分の芸風が純粋に受け入れられたいと願う若手芸人によって支持された。15年間の放送を通し、『爆笑オンエアバトル』はコンセプトを崩すことなく、また「お笑いブーム」の有無に左右されず存在した。この変わらざる番組の姿勢によって蓄積された15年分のアーカイブスは、21世紀以降の若手お笑い界の動向を捉える指標となるだろう。

Journal

  • Japanese Journal of Laughter and Humor Research

    Japanese Journal of Laughter and Humor Research 21(0), 83-97, 2014

    The Japan Society for Laughter and Humor Studies

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009840892
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    2189-4132
  • Data Source
    NII-ELS  J-STAGE 
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