A Corpus-based Study of Japanese Explanatory Modality

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Abstract

この小論では、国立国語研究所が作成した一億語規模の日本語書き言葉均衡コーパス「少納言」を用いて日本語の説明モダリテイ表現「のだ、わけだ、ことだ、ものだ」を分析する。「わけなのだ、ことなのだ、ものなのだ」のように「わけ、こと、もの」と「のだ」を組み合わせた形式を「二重モダリティ」と定義した。コーパスを用いることによって、意味的分析と並行して数量的傾向を明らかにすることができた。例えば「わけなのだ」という二重モダリティは書き言葉的であり、ブログや国会議事録というような話し言葉主体の場では確認された例は非常に少ないという観察がなされた。対して丁寧体で「わけなのです」となると話し言葉的でブログや国会議事録においても多数、例が観察された。ブログと国会議事録における「わけなのだ」の用例は全体の3%程度しか見られないが、「わけなのです」は四割を占めている。「ことなのだ、ものなのだ」についても同様の傾向で、敬体の「ことなのです、ものなのです」では全体の二割から四割がブログや国会議事録で観察されている。「わけなのです」は「ことなのです、ものなのです」に比べると十分の一程度の例数しか出現しないが、これは「わけなのです」が執劫に聞こえるのが原因であろうかと推量している。

Journal

  • The Ryukoku journal of humanities and sciences

    The Ryukoku journal of humanities and sciences 36(1), 11-27, 2014-09

    Ryukoku University

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009843183
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00338616
  • Text Lang
    ENG
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    0289-0917
  • NDL Article ID
    025838002
  • NDL Call No.
    Z22-1258
  • Data Source
    NDL  NII-ELS  IR 
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