キャッシュの効果を加えたルーフラインモデルの拡張によるプログラムの性能見積り
書誌事項
- タイトル別名
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- Performance Estimation of the Programs by the Extension of the RoofLine Model adding the Cache Effect
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抄録
プログラムの実行性能限界を見積もるために,プロセッサのピーク性能,メモリバンド幅,Operational Intensity(Flop/Byte) をパラメータとしたルーフラインモデルが提案されている.ルーフラインモデルは,メモリネックのプログラムの場合に見積り性能と実測性能が良く一致するが,キャッシュアクセスが増えてくると,見積り性能と実測性能が乖離してくる.本報告では,キャッシュアクセスが増大するカーネルプログラムに対し,コーディングに基づく実行性能の見積もり方法を提案する.また,いくつかのカーネルループに対し,スーパーコンピュータ 「京」 上の実行性能の評価を行った結果,本方法が実効性能見積もりに適用できることを明らかにした.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング]
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情報処理学会研究報告. [ハイパフォーマンスコンピューティング] 2014 (30), 1-9, 2014-12-02
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570572702952897792
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- NII論文ID
- 110009850824
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- NII書誌ID
- AN10463942
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles