オープンアクセスの動向(1) : オープンアクセスの義務化とその影響(会員からの投稿記事) Development of Open Access (1) : Open Access Mandates and Their Impact(Special report)

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著者

    • 時実 象一 TOKIZANE Soichi
    • 東京大学大学総合教育研究センター Center for Research and Development of Higher Education, The University of Tokyo

抄録

この記事は,ここ数年のオープンアクセスの動向について詳述するもので,前後編に分かれる。この前編では,はじめにオープンアクセスの定義と歴史について,特にゴールド・オープンアクセスとグリーン・オープンアクセスについて簡単に説明した。近年研究助成機関と各国政府のオープンアクセス志向が強まり,米国・英国など主要国で助成研究成果論文の無料公開が義務付けられている。なかでも,2013年2月の米国OSTPのメモ,2012年6月の英国のFinch Reportとその影響,ECの動向などについて解説した。さらに,米国では,この義務化に対応するための出版社の取り組みCHORUS,図書館の取り組みSHAREなどの動きがある。 CHORUSはCrossRefのFundRefに支えられている。こうした,義務化を支えるインフラストラクチャーについて述べた。

Recent development of Open Access (OA) is discussed in two parts. The first part describes the definition of OA, its brief history, and Open Access Mandates especially in the US as stated in the OSTP memorandum issued in February 2013, as well as the Finch Report in UK in June 2012. These triggered the structural changes in the scholarly publishing community. One such attempt was the development of CHORUS supported by FundRef of CrossRef. Another was the SHARE project by library community.

収録刊行物

  • 情報の科学と技術

    情報の科学と技術 64(10), 426-434, 2014

    一般社団法人 情報科学技術協会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009864900
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10005857
  • 本文言語コード
    JPN
  • ISSN
    0913-3801
  • NDL 記事登録ID
    025805204
  • NDL 請求記号
    Z21-144
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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