イベント・スタディ法を用いたソーシャルメディアにおける炎上事例の検討
-
- 吉見 憲二
- 早稲田大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- A study on inappropriate posts on social media by using event study analysis
この論文をさがす
抄録
近年,ソーシャルメディアの活用が企業マーケティングにおいても重要な役割を果たすようになってきている.一方で,ソーシャルメディア上での消費者とのコミュニケーションの失敗がかえって企業価値を損なってしまうような事例も散見される.特に,アルバイト等の従業員による不適切な発言が炎上とも呼ぶべき現象をもたらし,企業が謝罪に追い込まれるような事例については,そのコントロールの難しさが指摘されている.従来より企業の不祥事と株価に代表される企業価値との関係に着目した先行研究は数多く存在しているが,ソーシャルメディアにおける炎上事例が企業価値に与える影響について詳細には検討されていない.そこで本研究では,ソーシャルメディア上での炎上が企業への批判を招いた事例を対象に,イベント・スタディ法を用いた検証を行う.加えて,先行研究で取り上げられている一般的な企業不祥事とソーシャルメディアにおける炎上事例が同一に扱うことができるのかについて検討する.
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤]
-
情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤] 2015 (8), 1-6, 2015-02-21
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1571980077800369664
-
- NII論文ID
- 110009877353
-
- NII書誌ID
- AA11238429
-
- ISSN
- 09196072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles