ケルビーノが啓いた現実 : ボーマルシェの原作から見たオペラ『フィガロの結婚』の革新性
書誌事項
- タイトル別名
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- The real World revealed by Cherbino : The Innovation of Opera "The Marriage of Figaro" from a comparative point of view with Beaumarchais's original Play
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抄録
モーツァルトのオペラ・ブッファ『フィガロの結婚』K.492 はオペラの歴史に画期的な一頁を開いた。バロックのオペラ・セリアは、登場人物の感情を表現することによって、劇を形成していた。しかし『フィガロの結婚』では、盲目的な「欲望」が劇を動かす。この全く新しい劇的原理を明らかにしたのが、ケルビーノのアリアである。この論文では、ボーマルシェの原作との比較を通じて、ダ・ポンテとモーツァルトの「改作」の意味を検証する。そしてそこから『フィガロの結婚』がもつ画期性を具体的に解明し、バロック・オペラからの決定的な訣別の軌跡を辿る。
収録刊行物
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- 尚美学園大学芸術情報研究 = Journal of Informatics for Arts, Shobi University
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尚美学園大学芸術情報研究 = Journal of Informatics for Arts, Shobi University (23), 53-63, 2014-03-31
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571980077800102144
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- NII論文ID
- 110009877425
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- NII書誌ID
- AA12312312
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- ISSN
- 18825370
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1506/00000442/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles