伴奏システムにおける独奏者の演奏意図学習のためのリハーサル
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Abstract
音楽情報処理の一分野として研究されている伴奏システムは,人間の伴奏者のように独奏者に協調した演奏を行うシステムである.より良い協調演奏のためにはリハーサルによる独奏者の演奏意図の学習が不可欠であり,この機能を伴奏システムに組み込んだ先行研究はいくつか存在するが,独奏者が伴奏から受ける影響を考慮していないといった手法上の問題があるのに加え,リハーサル機能の有効性の検証も十分ではなかった.そこで本研究では,独奏者の意図したテンポ表現をリハーサルで学習し,学習結果を次回の合奏時のテンポ制御に利用することにより,独奏者の意図を反映した伴奏を実現した.本手法ではリハーサルの初期段階で独奏者が伴奏の影響を受けずに演奏意図をシステムへ伝えられるよう,独奏者単独での演奏による学習を可能とした.4 名のプロフルート奏者による評価実験の結果,提案したリハーサル機能の有効性を確認することができた.
Journal
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- IPSJ SIG Notes
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IPSJ SIG Notes 2015 (7), 1-6, 2015-02-23
Information Processing Society of Japan (IPSJ)
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1572543027753511424
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- NII Article ID
- 110009877959
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- NII Book ID
- AN10438388
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- CiNii Articles