琵琶法師・座頭・盲僧 : 中世の盲人音楽家の実態をめぐって(<特集>中世の芸能と文学)

書誌事項

タイトル別名
  • Biwa Lute Players, Zato Minstrels, and Blind Monks : Blind Musicians of the Medieval Times(<Special Issue>Medieval Entertainment and Literature)
  • 琵琶法師・座頭・盲僧--中世の盲人音楽家の実態をめぐって
  • ビワ ホウシ ザトウ モウソウ チュウセイ ノ モウジン オンガクカ ノ ジッタイ オ メグッテ

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抄録

日本の中世芸能のなかで大きな役割を果たした盲人音楽家には、「琵琶法師(座頭)」と「盲僧」の二種があったと考えられているようである。「盲僧」という用語は近世になって突然文献資料にあらわれる。現時点の研究が、中世の盲僧像を、盲人音楽家としてはやや特殊な状況にあった近世以降の盲僧の実態を手掛かりに、イメージしているのではないか、中世の盲僧とは何だったのか、という点を考察する。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 56 (7), 33-43, 2007

    日本文学協会

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