通商条約の勅許と天皇 (清水稔先生 退職記念号) The Emperor's Approval of 1865 to the Commercial Treaties

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抄録

いわゆる破約攘夷論は、文久二年(一八六二)から三年にかけて最盛期を迎えた。しかし、その主唱者、長州毛利家の言動を見ても、それは一般に理解されているような、一方的な外国艦打ち払い論ではない。むしろ、現行の条約をいったん破棄してでも、日本側が主体的な性格を持つ条約に改めようとする意図を持っていた。孝明天皇においても、その点は同様である。その天皇は、慶応元年(一八六五)十月、条約を勅許するに至った。そこに至る経過を、下関戦争の国際的な背景などを踏まえ、言葉の意味を再吟味しながら考察する。

収録刊行物

  • 歴史学部論集

    歴史学部論集 5, 55-66, 2015-03-01

    佛教大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110009890281
  • NII書誌ID(NCID)
    AA1251450X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    21854203
  • NDL 記事登録ID
    026250524
  • NDL 請求記号
    Z72-D9
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
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