作品の深みへ誘う「読み」の授業を求めて : 村上春樹『七番目の男』を取り上げて(<特集>日本文学協会第58回大会報告(第一日目))

書誌事項

タイトル別名
  • How Can Students Be Taught to Appreciate Literary Works More?(<Special Issue>The 58th JLA Convention (1st Day))
  • 作品の深みへ誘う「読み」の授業を求めて--村上春樹『七番目の男』を取り上げて
  • サクヒン ノ フカミ エ サソウ ヨミ ノ ジュギョウ オ モトメテ ムラカミ ハルキ ナナバンメ ノ オトコ オ トリアゲテ

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抄録

作品のことばに撃たれ、その「ことばの仕組み」が、自分のとらわれている世界を揺さぶり、瓦解させていくような文学作品の「読み」を教室の一斉授業の中でつくり出すことができないか。今回、村上春樹の『七番目の男』を取り上げて、その<語り>の構造を読むことを通じて目指したのも、そういうことだった。授業として決してうまくいったとは言えない今回の実践から、作品の深みへ誘う「読み」の授業づくりのヒントをつかもうとしたのが、今回の報告である。

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 53 (3), 1-12, 2004

    日本文学協会

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