3G1-H1 複数の証拠の適切性と十分性に焦点を当てたアーギュメント・スキルの育成 : 小学校第5学年「物の溶け方」の事例(教育実践・科学授業開発(4),一般研究,次世代の科学力を育てる : 社会とのグラウンディグを進展させるために)
書誌事項
- タイトル別名
-
- 3G1-H1 Development of argument skills focused on appropriateness and sufficiency of multiple evidences : 5th-grade science module on dissolution of substances case
抄録
本研究は,小学校高学年の理科において,複数の証拠の適切性と十分性に焦点を当てたアーギュメント構成の授業を評価するために,児童のアーギュメント・スキルの向上を検証することを目的とする.単元前後でアーギュメントを記述する2種類のテストを実施し,「適切性」「十分性」「記述の有無」のそれぞれについて,主張,証拠,理由付けのコンポーネントごとに得点化を行った.その結果,「十分性」の証拠と理由付けの一部,「記述の有無」の証拠,及び理由付けの一部の得点には有意な増加が見られ,これらの指標について児童のアーギュメント・スキルの向上が明らかになった.
収録刊行物
-
- 日本科学教育学会年会論文集
-
日本科学教育学会年会論文集 36 (0), 438-439, 2012-08-27
一般社団法人 日本科学教育学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282681206691584
-
- NII論文ID
- 110009904262
-
- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可