1A3-B2 「卓越性の生物教育の実践」に向けた新たな動物細胞実験キットの導入とその論理的背景(卓越性科学教育の教育課程研究(6)-コンテンツ開発と実践化:その3-,課題研究発表,学びの原点への回帰-イノベーティブ人材育成のための科学教育研究-)

• 羽曽部 正豪

  東京海洋大学海洋科学部

• 吉村 成弘

  京都大学大学院生命科学研究科

書誌事項

タイトル別名

• 1A3-B2 Practical approach to introducing a new animal cells experiment kit for developing biology education for excellence and its logical background.

抄録

分子生物学に関連した高校生物の学習は漸進的増加傾向にあり、担当教諭らの戸惑いでもある。つまり、生物学習構成論は重要な課題である。既報(H25本会)では、現行生物教育において軽視傾向にある「階層性」を論点に新たな表記解説を加え、その必要性と有効性を実証した。本報告ではその経緯から、体の基本単位「細胞」に関わる新たな実験学習法を提案する。つまり、実体と概念の連携「動物細胞実験の必要性と導入法」である。実験系は魚類株化細胞とその実験キットの構成であり、実践的にも迅速・簡便・実効性を示し、その効果は「卓越性の生物教育実践」に沿うと期待された。

収録刊行物

• 日本科学教育学会年会論文集

  日本科学教育学会年会論文集 38 (0), 229-232, 2014-09-13

  一般社団法人 日本科学教育学会

キーワード

• 生物教育
• 階層性
• 動物的細胞
• 細胞小器官
• 培養細胞実験キット

詳細情報

• CRID: 1390001206229247488
• NII論文ID: 110009905584
• DOI: 10.14935/jssep.38.0_229
• ISSN: 24332925
• ISSN: 09134476
• ISSN: 21863628
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可