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- 日置 俊次
- 東京医科歯科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- An Essay on Haruki Murakami's Nejimaki-dori-chronicle
- ムラカミ ハルキ ネジマキドリ クロニクル シロン
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抄録
村上春樹の作品には「井戸」や「闇」のイメージが頻出する。その原点には、村上が若いころに入り浸った映画館の闇の体験がある。「闇」は、まず「歴史性」を拒絶するものとして、作品に描かれる。『ねじまき鳥クロニクル』にも、「井戸」や「闇」は重要なイメージとして登場する。しかしこの作品では、村上は「歴史性」に接近しようとしている。こうした村上の転換には、映画『羊たちの沈黙』の影響を指摘することができる。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 47 (6), 49-59, 1998
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205778387840
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- NII論文ID
- 110000306351
- 110009909973
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 4476211
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可