LCXを用いた4×4MIMOシステムにおける無線端末の二次元位置検出(学生および若手発表,アンテナ伝搬における学生若手発表および一般)

  • 沖 修平
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
  • 侯 亜飛
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
  • 東野 武史
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
  • 岡田 実
    奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Two-dimensional Positioning for Radio Terminal in 4 by 4 MIMO System Using Leaky Coaxial Cable Antenna
  • LCXを用いた4×4MIMOシステムにおける無線端末の二次元位置検出
  • LCX オ モチイタ 4 × 4MIMO システム ニ オケル ムセン タンマツ ノ ニジゲン イチ ケンシュツ

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抄録

本稿では漏洩同軸ケーブルアンテナ(LCX: Leaky CoaXial cable antenna)を用いた無線端末の位置検出方式を提案する.これまで単一のLCXを用いた2×2MIMOシステムにおいて長手方向の位置推定を行っていたが,本稿では最大放射角が異なる2種のLCXを使用してアンテナの多重数を4×4へ拡張させることで,二次元の位置検出が可能であることを示す.さらに,到来時間差推定の際に空間分解能を元にするステアリングベクトルを用いるMUSIC (MUItiple Slgnal Classification)法を適用することで推定精度の改善手法を提案する.電波暗室内で伝搬路応答を取得した上で,計算機を使用した性能評価を行った結果,従来手法よりも高い精度が得られることがわかった.

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