小学校低学年及び中学年の木工作に関する実践的考察 : 中学校技術・家庭科[技術分野]との関連を視野に入れて

書誌事項

タイトル別名
  • A Practical Study of Woodworking Via Second and Fourth Grade Elementary School Art : In View of Junior High School Technology and Home Economics Classes [Technology Field]
  • ショウガッコウ テイガクネン オヨビ チュウガクネン ノ モッコウサク ニ カンスル ジッセンテキ コウサツ : チュウガッコウ ギジュツ ・ カテイカ[ギジュツ ブンヤ]ト ノ カンレン オ シヤ ニ イレテ

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抄録

本考察は,弘前大学教育学部附属小学校2年生と4年生の木工作の授業を振り返りながら,小学校図画工作科と中学校技術・家庭科[技術分野]の学習指導要領を踏まえて,工作に関する低学年及び中学年の実態と課題について検討した。技術分野の観点からは,工作に「仕組み」(構造・機能に連関)の理解が必要である。児童は積極的に材料や用具を使いたがり,使用法がわかると繰り返すことによって,機敏に上手にできるようになる。低・中学年の工作の意義が改めて認められるとともに,限られた時間で技能の習得を充実させるためには,小学校全体の系統だったカリキュラムの見直しが必要である。

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