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- 飯田 祐子
- 神戸女学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Historical Meaning of Misreading in Baien and Toge(<Special Issue>Misreading)
- 『煤煙』における誤読行為の歴史的意味--そして,『峠』における誤読行為について
- バイエン ニ オケル ゴドク コウイ ノ レキシテキ イミ ソシテ トウゲ ニ
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抄録
『煤煙』(森田草平)と『峠』(平塚らいてう)の二作品をとりあげ、誤読という行為の遂行されるされ方について考察する。前者における「誤読」は同時代の文学の地位の再編および読者共同体の均質化にからむ「読む」ことの前景化と繋がっている。同時に読まれることが無視されており、解釈ゲームから最も遠い「誤読」となっている。一方、その共同体に同一化しない態度をみせる後者における「誤読」は解釈ゲームとして現れている。誤読行為が遂行される際の二つの形態について述べ、その歴史的意味を問うた。
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 45 (1), 27-37, 1996
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205777102848
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- NII論文ID
- 110009914464
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 3914977
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可