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- 松下 晴彦
- 名古屋大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Individual and the Universe in the Early Works of John Dewey
- 初期デューイ思想における個と普遍
- ショキ デューイ シソウ ニ オケル コ ト フヘン
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抄録
古屋論文は、多くの課題を提示しているが、主要なテーマは1888年のデューイによる個体性、個と普遍(国家、社会)、民主主義の観念の検討である。古屋論文では「中心化と脱中心化」(モナドロジー)という方法をとるが、本稿では、観念の歴史(認識)という観点から、有機体的観念論期のデューイ思想の発展を辿る。すなわち「1888年のデューイというモナド」に焦点化するというよりも、初期デューイ思想の形而上学的・倫理学的展開において、ライプニッツや民主主義がどのように扱われたかという視点である。「個と普遍」論争については、古屋論文がライプニッツを起点としているのに対し、デューイ(タルド)とライプニッツを結ぶ線は、アリストテレスに行き着くこと、またこの観念史を19世紀末に受け継いだパースが個的なものに対し、「不確定なもの」から解釈している点を再評価する。
収録刊行物
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- 近代教育フォーラム
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近代教育フォーラム 19 (0), 83-91, 2010
教育思想史学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680765065472
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- NII論文ID
- 110009926157
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- NII書誌ID
- AN10576381
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- ISSN
- 24238570
- 09196560
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- NDL書誌ID
- 10868593
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可