C02 マイクロX線CTを使った異なる解像度でのCFRP内部の3次元構造の比較(複合材料・土壌採取)

書誌事項

タイトル別名
  • C02 Comparison of three dimensional structure inside CFRP specimen with different resolution using micro X-ray CT

抄録

近年,ボーイング787に代表されるように,CFRPなどの複合材料を航空宇宙機の機体や構造要素として利用する事例が増加している.繊維と樹脂の積層複合構造をもつCFRPは熱や衝撃で生じた微細な欠陥やボイドが原因で急激に強度が低下する可能性があり,超音波やX線などを用いた非破壊検査装置による損傷同定や検査が実用レベルでおこなわれている.しかしながら,損傷の程度を示す指標に空隙率が挙げられるが,最高解像度が5μm程度の一般的な産業用X線CTの解像度が十分かどうかの検証は難しい.本研究では,最高解像度が0.35μmのマイクロX線CTを使って,解像度と空隙率の関係を明らかにし,引張荷重で生じたクラックが空隙率から判定できるかどうか,評価した.

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