教科指導における実物投影機とコンピュータの活用に影響を与える要因に関する事例研究  [in Japanese] A Case Study of Factors Affecting Teachers' Use of Document Cameras and Computers on a Daily Basis in Class Teachings  [in Japanese]

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Abstract

本研究では,ICT活用に関する促進要因や阻害要因を同定すると共に,教員によるICT活用の受容過程について明らかにするために,教科指導において日常的に実物投影機とコンピュータを活用している小学校を対象にケース・スタディを実施した.その結果,「ICT環境に対する不満」「ICT活用に関する不安」という2つの阻害要因が見出された.活用開始時には抵抗感があり,活用の過程では,教室環境に対する不満や活用への負担感を抱えていた.一方で,「ICT環境の改善による使い勝手の向上」「ICTの効果の実感」「校内での情報共有」という3つの促進要因が見出された.より使いやすいICTが選択され,説明時間の短縮等,ICTの効果を実感していた.また,校長が意図的に配置した担当者の存在があり,ICT活用に関する校内での情報共有が図られていた.これらの過程を経て,教員は,ICTを教具の選択肢の1つとしてとらえ,活用することで授業の質の向上につながると認識していることが明らかになった.

Journal

  • Educational Information Research

    Educational Information Research 30(3), 49-60, 2015

    Japan Society of Educational Information

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009964430
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN10084172
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    0912-6732
  • NDL Article ID
    026407820
  • NDL Call No.
    Z7-1876
  • Data Source
    NDL  NII-ELS  J-STAGE 
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