新人助産師の分娩管理能力を育成する教育体制の課題  [in Japanese] Challenges of Educational Systems to Cultivate the Ability with Labor Management for Novice Midwives  [in Japanese]

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Author(s)

    • 渡邉 竹美 Watanabe Takemi
    • 山梨大学総合研究部医学域看護学系(プライマリー助産ケア) Division of Nursing Science, Faculty of Medicine, Graduate Faculty of Interdisciplinary Research, University of Yamanashi( Primary Midwifery Care)
    • 小林 康江 Kobayashi Yasue
    • 山梨大学総合研究部医学域看護学系(母性看護・助産学) Division of Nursing Science, Faculty of Medicine,Graduate Faculty of Interdisciplinary Research, University of Yamanashi( Maternity Nursing & Midwifery)
    • 中込 さと子 [他] Nakagomi Satoko
    • 山梨大学総合研究部医学域看護学系(母性看護・助産学) Division of Nursing Science, Faculty of Medicine,Graduate Faculty of Interdisciplinary Research, University of Yamanashi( Maternity Nursing & Midwifery)
    • 丸山 和美 Maruyama Kazumi
    • 山梨大学総合研究部医学域看護学系(母性看護・助産学) Division of Nursing Science, Faculty of Medicine,Graduate Faculty of Interdisciplinary Research, University of Yamanashi( Maternity Nursing & Midwifery)

Abstract

目的: 新人助産師が1年間で行った分娩介助事例の経過と転帰を分析し,新人助産師の分娩管理能力を育成する教育体制の課題を検討することである。\r 実践内容: プロジェクトで作成した新人助産師教育プログラムに沿って,1年間の教育を行った。分娩介助事例の実践評価は,新人助産師の自己評価と指導助産師による評価を行った。分娩介助を行った事例\r の情報を整理し,分娩介助事例の転帰から,分娩時の異常の原因や要因を分析した。\r 結果: 分娩介助を行った62事例のうち,ローリスク事例は52事例であった。ローリスク事例では,分娩第1期の自然陣痛は34事例,分娩第2期の自然分娩は36事例,分娩第3期・4期の正常範囲の出血は39事例であった。最終的に正常分娩と診断されたのは18事例であった。62事例のうち,吸引分娩は20事例であり,吸引分娩の適応は胎児機能不全が13事例であった。分娩後2 時間までの出血量が500g以上であった異常出血は18事例であった。\r 考察: 新人助産師の分娩管理上の課題として,分娩第2期の胎児管理と分娩後2時間までの出血管理の2つが挙げられた。分娩介助事例の自己評価では,分娩進行のプロセスで,新人助産師が行っている臨床判断である思考過程の客観的な査定やそのプロセスで新人助産師が抱える課題を把握することに限界があることが明らかになった。その対策として,次年度の新人教育プログラムでは,毎月1回,分娩介助を行った事例に関する事例検討を行うことを加えた。事例検討を通して,新人助産師が行った分娩管理上の課題を明らかにするとともに,その課題の達成状況や臨床判断の思考過程を教育担当者全員で共有することとした。

Journal

  • Yamanashi nursing journal

    Yamanashi nursing journal 13(2), 17-22, 2015

    University of Yamanashi

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    110009968581
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA1180065X
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    1347-7714
  • NDL Article ID
    026307272
  • NDL Call No.
    Z74-D303
  • Data Source
    NDL  NII-ELS  IR 
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