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- 山内 清郎
- 立命館大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Do Historical Documents and Hearsay Evidence Prove Ideals of Private Educational Institutions? : From a Point of View of "Distorted Glass" Methodology
- 私学の理念の証拠と現実 : ゆがんだガラスという方法論的観点から
- シガク ノ リネン ノ ショウコ ト ゲンジツ : ユガン ダ ガラス ト イウ ホウホウロンテキ カンテン カラ
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抄録
本シンポジウムでは「『公/私』枠組みの入れ籠的な二重構造」という課題設定のもと、同志社大学と新島襄、慶応義塾大学と福澤諭吉の事例が報告され、その解明のための論証がなされた。だが私学の「理念」という側面から見たとき、そこにはすでに先立って「神話化」と「世俗化」のせめぎ合いの場が存在し、『福翁自伝』ほかのテクスト・史料であっても、新島のエピソード・事件であっても、それらは、素朴に現実を表現する「開かれた窓」でもなく、また、歴史史料に対する懐疑派たちが言うような史実を反映しない「閉ざしてしまっている壁」でもなく、「ゆがんだガラス」としての「史料」「証拠」という意味合いをもっているのではないか。このように「証拠」「史料」を「ゆがんだガラス」と見立てる方法論にしたがえば、「『公/私』の枠組みの入れ籠的な二重構造」の複雑さにアプローチする別の方途がありうるのではないか。その方向性を模索した。
収録刊行物
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- 近代教育フォーラム
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近代教育フォーラム 24 (0), 134-141, 2015
教育思想史学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205788706944
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- NII論文ID
- 110010002437
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- NII書誌ID
- AN10576381
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- ISSN
- 24238570
- 09196560
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- NDL書誌ID
- 026788199
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可