ナラ枯れ被害終息後の林分における植物遺体と土壌動物相の推移  [in Japanese] Transition of plant debris and soil-fauna after mass mortality of oak trees  [in Japanese]

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ナラ枯れ被害を受けた森林では,多くの枯死木が発生し,植物遺体として林床に蓄積する。本研究では,被害程度に応じて異なると予想される,ナラ類の植物遺体の動態と分解に関与する土壌動物群集の変化について,被害後の経過年数が異なる林分において調査して基礎的データを得た。植物遺体は,当初は枝が林床に落下し,やがて枯死木の腐朽にともない折損や倒伏した幹の量が増加した。15年後には激害林では幹の遺体が林床に残るのに対して,微害林では未被害林と同程度に戻ることがわかった。遺体の分解に関与する土壌動物相に注目すると,分解性の動物群は植物遺体量と相関があり,植物遺体量が多い激害林では個体数は多く,湿重も大きい傾向にあった。

Journal

  • Tohoku Journal of Forest Science

    Tohoku Journal of Forest Science 20(2), 54-59, 2016

    The Tohoku Society of Forest Science

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