重度片麻痺患者に対する段階的難易度調整を用いた方向転換練習の効果 : 急性期・慢性期の症例による検討 Effect of turning practice in transfer using the step-by-step difficulty adjustment for patients with severe hemiplegia : A study for two cases of acute and chronic phase

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著者

    • 川口 沙織 Saori Kawaguchi
    • 医療法人社団千葉秀心会東船橋病院リハビリテーション科 Department of Rehabilitation,Higashifunabashi Hospital
    • 内野 利香 Rika Uchino
    • 医療法人社団千葉秀心会東船橋病院リハビリテーション科 Department of Rehabilitation,Higashifunabashi Hospital
    • 加藤 宗規 Munenori Kato
    • 了徳寺大学健康科学部理学療法学科 Department of Physical Therapy,Faculty of Health Science,Ryotokuji University

抄録

立位での方向転換が困難なため移乗の介助量が多い状態が続いていた急性期と慢性期の重度片麻痺患者2症例に対して段階的な難易度設定を用いた行動分析学的介入を実施した.介入前までは移乗動作を総課題提示法によって練習したが,移乗動作能力に変化はなかった.そこで困難であった立位での方向転換に特化した介入を実施した.介入では,平行棒につかまっての約120°の方向転換を30°ごとの4範囲に分割し,段階的に回転角度を拡げていった.その結果,両症例とも介入開始後1週間以内で方向転換が可能となり,移乗動作は監視下で実施できるようになった.したがって,一連の行動連鎖の中で特に困難な行動要素が存在する場合,その行動要素を切り離して段階的な難易度設定による介入を導入することが有効なものと考えられた.

収録刊行物

  • 高知リハビリテーション学院紀要

    高知リハビリテーション学院紀要 17, 9-13, 2016-03-31

    高知リハビリテーション学院

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110010038811
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11643653
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    13455648
  • NDL 記事登録ID
    027270617
  • NDL 請求記号
    Z74-B959
  • データ提供元
    NDL  NII-ELS  IR 
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