異文化に柔軟に対応できる助産師育成を意図した国際助産活動の実習報告

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  • Practice Report of midwifery International Midwifery Activities that are Intended to Promote Midwifery Education that can Respond Flexibly to Cultural Differences

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抄録

時代とともに変化する社会的ニーズを敏感に受けとめ,国際化社会と母子保健を理解することが,助産師の専門職自律能力として求められている。そして,在日外国人,海外在住の日本人を対象とする助産師の妊娠・出産・子育て期に対する支援が必要である。そこで,異文化に柔軟に対応できる助産師として,対象理解のため,日本以外の国の文化を受け入れながら対応する経験を踏むことが重要になると考える。これらに関する講義・実習科目を組み込みカリキュラム構成している。今回,日本の出産文化と比較しながら,異文化の対象理解とその対応の実際を知り出産・助産の文化的多様性を習得することを目標とした国際助産活動として実習を行った。実習方法として,アメリカ・ハワイ州のクリニックの実習を中心に,出産風俗,文化,社会のあり様,価値観をふまえた母乳育児および母子保健活動の現状を視察したので報告する。

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