様々な基質におけるソルガム添加種菌を用いたヒラタケ栽培

  • SASKIAWAN Iwan
    Research Center for Biology, Indonesian Institute of Sciences
  • HASANAH Nur
    Research Center for Biology, Indonesian Institute of Sciences
  • 霜村 典宏
    鳥取大学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Cultivation of Pleurotus ostreatus using sorghum-supplemented spawn on various substrates

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抄録

種菌は適した培地で培養した栄養菌糸体である.その種菌に様々な種類の穀物を添加することで菌糸の成長が旺盛になることが知られている.本研究はヒラタケPleurotus ostreatusの種菌に添加するソルガムの最適添加量を解明することを目的としている.30%のソルガムを種菌に添加すると最も菌糸の成長が旺盛となり,その成長量は9日間で88.8mm,18日間で139.2mmであった.一方,40%ソルガムを添加した種菌を用いて栽培したところ,351.3g/袋の子実体を収穫できた.また,子実体の大きさや柄の長さは,基質における菌糸成長の影響を受けなかった.

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