生活クラブ生協北海道における社会運動の成果と連帯のゆくえ : 動員構造と運動文化の観点から

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  • セイカツ クラブ セイキョウ ホッカイドウ ニ オケル シャカイ ウンドウ ノ セイカ ト レンタイ ノ ユクエ ドウイン コウゾウ ト ウンドウ ブンカ ノ カンテン カラ
  • The Achievements of the Seikatsu Club Consumers' Co-operative Movement and the Future Prospect of Members' Solidarity

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Abstract

type:Article

本稿の目的は、生活クラブ生協北海道を母体とした市民活動の「成果」を踏まえながら、なぜ、現状では活動自体が停滞、沈静化してしまったのかという点を、社会運動論の動員構造論、運動文化論の分析視角を用いて明らかにすることである。 生活クラブ生協北海道は、これまでさまざまな社会運動を展開してきただけではなく、さまざまな社会運動組織の基盤を提供してきた。だが、生活クラブ生協の運動の根幹をなしていた、生活クラブ生協の組合員としての主体形成がなされる場であった班制度が崩壊しつつあり、本稿ではその要因を考察した。最後に現状の生活クラブ生協の問題点を踏まえて、生活クラブ生協北海道の今後の展開可能性についての考察を加えた。

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