Bericht über ein Umweltseminar an einer japanischen Hochschule

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タイトル別名
  • 「環境と人間セミナー」授業実践報告

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抄録

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愛知教育大学では,全員の学生が共通科目内の主題科目として,4科目8単位を1年生から3年生までが受講します。全体で,選択できるのは7分野あり,その中の1つに「環境と人間」があります。この分野は第2学期で入門編をし,3,4学期目には展開で実施するように作られています。そして,5学期目にセミナーを終えて,最後となります。私はこの「環境と人間セミナー」を今までのところ2回実施しました。2006年の前期では23人(9グループ)が受講し,2007年の前期には40人(13グループ)の受講者がありました。両方のセミナーで課題を課しました。それは,ドイツの環境問題についてのテーマを自分たちで調べ,メディアを使用(すべてのグループがパワーポイントでした)し,詳しく紹介するという発表を20~45分間で行うものでした。また,この授業の最後には,5~15枚の日本語での学問的なレポートを課しました。入門と展開で環境問題についてたくさん学んでいたので,学生たちの知識量には満足しました。この知識はセミナーでもドイツの環境保護や環境問題について発表するのに,役に立ちます。だから,発表のレベルはとても高かったです。しかし,2点改善しなければならない点があるように思います。まず,1つ目は多くの学生の発表技術があまり良くない点です。それは,身振りを交えて,自由にはっきりと発表することができないということです。しかしながら,全体としては,私はパワーポイントでの発表に満足でした。2つ目は,多くの学生にとって,学問的なレポートを書くことが初めてだったということです。引用と参照の点で,インターネットだけからの引用とならないように,参考図書リストを作るよう,はっきりと言ったにもかかわらず,多くのレポートで守られていませんでした。両方の点とも,大学で授業を受けるのに必要不可欠のことです。第5学期目の学生なら,この技術(発表とレポート)が備わっているべきだと思います。下記は,学生たちが選んだテーマです。2006年 前期 ・ドイツの農業 ・2006年サッカーワールドカップにおける環境対策 ・ドイツの環境教育について ・環境都市フライブルク ・ドイツの車事情~自家用車,トラム,カーシェアリング~ ・日本とドイツの車の違い―ハイブリッドとディーゼル ・ドイツの都市交通 ・ドイツのリサイクル事情 ・ドイツの日常生活から学ぶ環境保護 2007年 前期 ・環境首都 フライブルク ・企業が取り組んでいる環境問題 ・酸性雨を考えよう ・ゴミのリサイクル~ドイツと日本のリサイクル~ ・循環型社会 ・ドイツの都市交通~ドイツとアメリカおよび日本の比較~ ・都市交通 ミュンスター ・地球温暖化 ・地球温暖化~ドイツ,日本,台湾の建築面での対策~ ・日本とドイツのエネルギー問題 ・環境教育について ・ドイツと日本の環境教育~実践分析から見る環境教育~ ・楽しみながら環境を考える~ゲームの中での環境教育~

収録刊行物

  • 教養と教育

    教養と教育 8 24-28, 2008-03

    愛知教育大学共通科目専門委員会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050564288391036544
  • NII論文ID
    120001030313
  • NII書誌ID
    AA12377045
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10424/149
  • 本文言語コード
    de
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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