学校外の専門家と連携した行動コンサルテーション適用による効果の検討--教科の授業場面において不適応行動のある子どもの行動支援の事例

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抄録

学校と関係機関等とが連携・協力して, 障害のある子どもの支援を推進していく上で, 行動コンサルテーションという方略が効果的であるとの提案がされてきているが, まだ実証的に検証された例が少ない。そこで筆者らは, 教科の授業場面において不適応行動のある特別支援学校の子どもへのアプローチを通して, 学校外の専門家と連携した行動コンサルテーションの効果や課題の検討を行った。その結果, 経験や勘に基づいた支援の振り返りではなく, 参加者が対等に確認できる実証的なデータを基に, 複数の人で支援の効果を検証できる行動コンサルテーションは, 子どものへの支援において, また教師の専門性の向上に効果があるのではないかと考えられた。その他にも学校外の専門家との連携により, 子どもに関する情報交換の促進や教師の問題解決能力の向上が示唆された。課題としては,コンサルテーションの時間の捻出, 行動分析に関する専門性の確保, 連携の継続性や学校組織としてのシステムの構築等が考えられた。

収録刊行物

  • 治療教育学研究

    治療教育学研究 28, 63-70, 2008-02

    愛知教育大学

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120001030361
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00148494
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    09104690
  • NDL 記事登録ID
    9470993
  • NDL 雑誌分類
    ZF1(教育)
  • NDL 請求記号
    Z7-1707
  • データ提供元
    NDL  IR 
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