韓国の小学校では英語の授業がどう展開されているのか? ―担任主導の英語教育―

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タイトル別名
  • カンコク ノ ショウガッコウ デワ エイゴ ノ ジュギョウ ガ ドウ テンカイ サレテ イル ノ カ タンニン シュドウ ノ エイゴ キョウイク
  • Teaching English at the Primary School Level in South Korea

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抄録

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2002年度から日本の多くの小学校で英語が何らかの形で教えられている。そのほとんどは「総合的な学習の時間」の国際理解の枠内で教えられているが,そのあり方について問題点も指摘されている。様々な論議がある中,小学校英語教育の今後の方向性ついて本格的に検討される時期が来ていると言えよう。一方,1997年に開始された韓国の小学校での英語教育は第二段階に入っている。時間数や形態を含めて,先駆者ともいうべき韓国から学ぶことは多いと思われる。本稿では,韓国の1小学校における英語授業のビデオを分析した。 2人のクラス担任の教員が同じ教材を用いて別クラスで実施しており,教師用指導書との関係も浮き彫りになった。この分析を通して,クラス担任が教科として英語を教える場合の示唆を得ることができる。

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