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Abstract

生物では、多種多様な構造が発現し維持されている。これらの性質は、一見熱力学第二法則に反しているように見える。このような生物などにみられる性質、すなわち「構造が形成もしくは維持される現象」を解明するため多くの研究がなされ非平衡・非線形と呼ばれる分野を形成している。これら非平衡・非線形の研究は、主に現象のモデル化や作られたモデルの解析である。現在たくさんの系や現象に対しモデルが構築されており、そのシミュレーションや解析が数多く行われている。また、多くのモデルの普遍的な部分を抽出した縮約方程式も知られている。しかしながら、このような研究と熱力学的観点を結びつける研究は少ない。そこで我々は、このような研究と熱力学とを結びつける試みを行っている。本研究では、非平衡・非線形系であるグレイスコットモデルの反応拡散系を用い熱力学的指標であるエントロピー生成の計算を行った。

Journal

  • 盛岡応用数学小研究集会報告集

    盛岡応用数学小研究集会報告集 (2006), 47-61, 2007-01-01

    岩手大学人文社会科学部

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    120001155428
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Data Source
    IR 
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