アルコール発酵の最適温度の測定

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タイトル別名
  • アルコール ハッコウ ノ サイテキ オンド ノ ソクテイ
  • Arukoru hakko no saiteki ondo no sokutei
  • A measurement of optimum temperature for alcoholic fermentation

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抄録

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慶應義塾大学日吉キャンパスにおける文系学生を対象とした化学実験のテーマの1 つとして,アルコール発酵に関する実験を開始した。その際に,反応容器として注射筒を用いる簡便な方法を採用した。学生への指導上の参考データを得るために,発酵速度の温度依存性を測定し,最適温度が約45℃であることを確認した。また60℃以上になると発酵が停止するが,そのときの酵母と酵素の状況についてもあわせて考察した。

1. はじめに 2. アルコール発酵の原理 2-1. 酵母 2-2. 好気呼吸と嫌気呼吸 2-3. 酵素反応の速度 3. 実験および結果 3-1. 実験器具 3-2. 実験操作 3-3. 注射筒の目盛り 3-4. 反応速度データ 3-5. ヨードホルム反応によるエタノールの検出 4. 考察 4-1. 酵母の増殖 4-2. 二酸化炭素の体積 4-3. 最適温度 5. 学生実験への対応 5-1. 実験指導上の注意 5-2. 発酵ジュースの用意 5-3. 酵母の顕微鏡観察

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