中国における日系現地法人の現状と今後の展望-変化を迫られる在中日系現地法人のSCM機能-

書誌事項

タイトル別名
  • チュウゴク ニ オケル ニッケイ ゲンチ ホウジン ノ ゲンジョウ ト コンゴ ノ テンボウ ヘンカ オ セマラレル ザイチュウ ニッケイ ゲンチ ホウジン ノ SCM キノウ

この論文をさがす

抄録

Article

順調な経済発展に伴い、中国では都市部を中心に購買力を増した中間層が台頭している。こうしたなか、多くの日本企業が中国拠点の位置付けを「輸出基地」としてだけでなく、「国内販売拠点」としてもとらえるようになった。WTOへの加盟を果たしたうえに、2008年の北京五輪や2010年の上海万博といった需要を喚起するような大型プロジェクトが控えており、外資系企業の間で中国市場への期待感は否応無く高まっている。中国の直接投資受入額は、2002年に米国を追い抜くなど急拡大しており、英誌「エコノミスト」系研究機関、EIU[2003]の見通しでは今後もその勢いは衰えないとされている(図表1)。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ